第11回オープンバイオ研究会を開催しました

2009/03/27-28に人工知能学会分子生物情報研究会(SIG-MBI)と共催で第11回オープンバイオ研究会を開催しました。

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今回は4コマプレゼンポスターという発表形式でおこないました。4コマプレゼンポスター形式は今回の研究会のために発案されたものです。これまでのハンズオンセミナー、オープンスペースプログラミングコンテストなどを経て、あたらしい地平をめざしてみました。

参加者はもれなく4コマポスタープレゼンをしていただきます。4コマプレゼンとは、誰が思いついたかしらないが、起承転結のようにストーリーを四枚の画面で発表するプレゼン技法です。ポスターとしてA4四枚やA4両面二枚に印刷して持参していただきます。もちろん、4台の MacBook を持ち込んで並べるなど創意工夫も歓迎します。

3月27日28日に第11回オープンバイオ研究会を開催します。 - 研究開発創作日誌

参加者の皆様はポスターをちゃんと紙に印刷して持参しており、会場には書画カメラが設置されていたので、全員にプレビューしていただきました。ちょうどA4 4枚持参しているので、だいたい一人5分くらいのライトニングトークのようにスムーズな進行でこれはいいかんじ。参加者が11人でしたので、ちょうど一時間で終了。

プレビュー後は、パネルに掲示して、普通のポスターセッションを行いました。さきほどのプレビューが自己紹介として良い方向に作用してポスターでの議論が盛んに行われていました。

ポスターセッションの全員プレビューといえば、恵比寿時代のGIWが思い出されます。あのころは、OHP一枚もって一列に並んで、1分くらい述べるのが一時間くらい続くなかなかつらい時間でしたが、いい経験だったとおもいます。

4コマプレゼンポスター形式は、今回は参加者の盛り上がりから成功したといえます。ふつうのポスターセッションでも、トークでも達成できないコミュニケーションが達成できました。10名くらいの規模で研究交流会をするときに有効な形式であるとおもいました。

似たような形式としては、ポジションペーパ形式やライトニングトークがあげられます。わりときつい制約があるのは共通点です。ちがいは、ポジションペーパーは一枚で全員に配布しなければいけないし、ライトニングトークは5分間という時間が重視されています。

4コマプレゼンポスター形式はポータブルであるといえます。今回はパネルを準備していただけましたが、4枚程度だと、机にならべても十分閲覧できるので、場所を選ばない形式かもしれません。また、プレビューのための書画カメラが準備できないときは、印刷と同時にPDFにも出力しておけば、通常のプロジェクタでもプレゼンが可能です。機材の要求が低いというのも良い点だといえます。

KPT

Keep
  1. 研究会を開催する。
  2. 4コマポスター+全員プレビュー。
Problem
  1. 当日まで進行がきまっていなかった。
Try
  1. 事前に進行を考えておく。