中尾光輝「BioHackathon 2009 レポート」第23回システムバイオロジー研究会

東大医科研で開催された第23回システムバイオロジー研究会にて BioHakcathon 2009 の発表をしてきました。オーガナイザーの理研の川路さん、ありがとうございます。

BioHackathon 2009 レポート
中尾光輝 (ライフサイエンス統合データベースセンター)

ライフサイエンスにおけるデータ共有、特にワークフローを実現するためのウェブサービスを通したデータ交換の改善を目的として、過去二回にわたり国際ワークショップBioHackathon を開催している。
DBCLSとOISTの共催で今年3月に開催した BioHackathon 2009では、新型シーケンサーによる大量データの扱いにまつわる課題について、巨大データの扱い、データ共有、ウェブサービス、可視化、ワークフロー/パイプライン、セマンティックウェブアノテーションなどの観点において、データを生産している研究者、ツールの開発者、サービスの提供者によって実世界でのユースケースをまじえて議論され、解決可能な課題の境界面ではツールやサービスの仕様策定や実装をおこなった。そのなかでも本研究会に関係の深いトピックについて掘り下げて紹介したい。成果物はWiki http://hackathon2.dbcls.jp にまとめられている。

第23回システムバイオロジー研究会

screenshot screenshot

研究会後は目黒駅前で懇親会。いろいろなラボのいろいろなひとと話ができて大変盛り上がりました。