BioHackathon 2009実行委員会 「BioHackathon 2009 レポート」統合データベースプロジェクトシンポジウム2009

文科省 統合データベースプロジェクトのシンポジウムでBioHackathon 2009 実行委員会としてポスター発表しました。

タイトル
BioHackathon 2009 レポート
名前
○中尾光輝1),BioHackathon 2009 実行委員会1,2,3)
所属
1)情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター,2)沖縄科学技術研究基盤整備機構,3)東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター
要旨
BioHackathon 2009 は、沖縄科学技術研究基盤整備機構 OIST とライフサイエンス統合データベースセンターDBCLSの共催で2009年3月に沖縄県恩納村 OIST Seaside Houseにて開催された、国内外から50人以上のライフサイエンス研究者、バイオインフォマティクス研究者、サービス提供者、開発者を招待し、次世代シーケンサからの巨大データ処理の上流から下流にわたる解析、アノテーション維持、データ共有、ワークフロー構築にまつわる困難さに標準化、可視化、ウェブサービス、相互運用性技術やセマンティクウェブ技術を用いて取り組む合宿型研究会である。扱ったトピックは多岐に渡り、具体的に直面している課題についての議論や意見交換が行われ、集中的に取り組み、具体的なプロダクトやコラボレーションにつながる非常に生産性の高い研究会となった。そのレポートをおこなう。開催時のまとめWiki を公開している: http://hackathon2.dbcls.jp

http://togodb.dbcls.jp/symposium2009/show/78

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予稿集のサイトTogoDB を活用して川本さんが構築されました。すばらしい。

仲里 猛留、坂東 明日佳、坊農 秀雅、全 弘宇、藤枝 香、畠中 秀樹、平井 信一、川本 祥子、河野 信、高祖 歩美、熊谷 禎洋、箕輪 真理、三橋 信孝、永井 啓一、中尾 光輝、西川 哲夫、岡本 忍、小野 浩雅、大内田 賢太、谷口 仁、山口 敦子、山本 泰智、八塚 茂、大久保 公策、高木 利久 統合データベースポータル「統合ホームページ」 lifesciencedb.jp 第9回日本分子生物学会春季シンポジウム、2009.5.12-13、宮崎

仲里さんが宮崎で開催された第9回日本分子生物学会春季シンポジウムにてポスター発表いたしました。

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大学共同利用機関法人 情報・システム機構 ライフサイエンス統合データベースセンターの特任研究員なりました

大学共同利用法人 情報・システム研究機構(ROIS) ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)の特任研究員になりました。

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新しい事をやる時に 成功は約束されていないけど 成長は約束されているから頑張れる。

という心持ちです。

第11回オープンバイオ研究会を開催しました

2009/03/27-28に人工知能学会分子生物情報研究会(SIG-MBI)と共催で第11回オープンバイオ研究会を開催しました。

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今回は4コマプレゼンポスターという発表形式でおこないました。4コマプレゼンポスター形式は今回の研究会のために発案されたものです。これまでのハンズオンセミナー、オープンスペースプログラミングコンテストなどを経て、あたらしい地平をめざしてみました。

参加者はもれなく4コマポスタープレゼンをしていただきます。4コマプレゼンとは、誰が思いついたかしらないが、起承転結のようにストーリーを四枚の画面で発表するプレゼン技法です。ポスターとしてA4四枚やA4両面二枚に印刷して持参していただきます。もちろん、4台の MacBook を持ち込んで並べるなど創意工夫も歓迎します。

3月27日28日に第11回オープンバイオ研究会を開催します。 - 研究開発創作日誌

参加者の皆様はポスターをちゃんと紙に印刷して持参しており、会場には書画カメラが設置されていたので、全員にプレビューしていただきました。ちょうどA4 4枚持参しているので、だいたい一人5分くらいのライトニングトークのようにスムーズな進行でこれはいいかんじ。参加者が11人でしたので、ちょうど一時間で終了。

プレビュー後は、パネルに掲示して、普通のポスターセッションを行いました。さきほどのプレビューが自己紹介として良い方向に作用してポスターでの議論が盛んに行われていました。

ポスターセッションの全員プレビューといえば、恵比寿時代のGIWが思い出されます。あのころは、OHP一枚もって一列に並んで、1分くらい述べるのが一時間くらい続くなかなかつらい時間でしたが、いい経験だったとおもいます。

4コマプレゼンポスター形式は、今回は参加者の盛り上がりから成功したといえます。ふつうのポスターセッションでも、トークでも達成できないコミュニケーションが達成できました。10名くらいの規模で研究交流会をするときに有効な形式であるとおもいました。

似たような形式としては、ポジションペーパ形式やライトニングトークがあげられます。わりときつい制約があるのは共通点です。ちがいは、ポジションペーパーは一枚で全員に配布しなければいけないし、ライトニングトークは5分間という時間が重視されています。

4コマプレゼンポスター形式はポータブルであるといえます。今回はパネルを準備していただけましたが、4枚程度だと、机にならべても十分閲覧できるので、場所を選ばない形式かもしれません。また、プレビューのための書画カメラが準備できないときは、印刷と同時にPDFにも出力しておけば、通常のプロジェクタでもプレゼンが可能です。機材の要求が低いというのも良い点だといえます。

KPT

Keep
  1. 研究会を開催する。
  2. 4コマポスター+全員プレビュー。
Problem
  1. 当日まで進行がきまっていなかった。
Try
  1. 事前に進行を考えておく。